キイハンター欠番 #9 仏像の葬【2】

16マンション前

キイハンター 欠番 仏像の葬

喪服の人たちがエレベータ前に居る。
黒木と谷口がやって来る。
黒木は周囲の様子を探るように煙草をつける。
この時エレベーターが開いて、別の喪服の集団が出てくる。
待っていた連中が寄ってくる。
エレベーターの針が四階で止まる。
黒木は素早くその針を確認した。
そしてビルを振り仰ぐ。

17ホテル帝都

聳える<<HOTEL・TEITO>>の看板

 

18廊下

キイハンター 欠番

エレベーターの針がCで止まる。
扉が開いて、ボーイに案内された。
黒木と谷口が出てくる。
ボーイは部屋の前で止まる。

 

四〇二号室

 

19仝部屋

谷口が扉に鍵をかける
黒木が表側のカーテンを閉め
その隙間より向かいのビルを窺がう。

 

====勿論マンション

20マンション

急に或る一室が大写しとなる。
遺族の部屋である。
喪服の連中や家族たちが動いている。
特別に不審な様子もない。
極く普通の葬い風景である。
突然電話のベルが鳴る。

21四〇二号室

黒木鉄也 キイハンター

電話が鳴っている。黒木が受話器に

 

黒木
「そうだ・・・えッ!直ぐ行く!」
受話器を置いた。

22病室

看護婦に介抱された島、頭に白いものを巻いている。
黒木と谷口が入ってくる。

 

キイハンター 丹波哲郎 大川栄子

 

黒木
「どうした?!」

「(笑いながら)・・・・それが全く訳が分からないのです・・・お恥ずかしい話で。」
谷口
「傷は?」
看護婦
「強度な打撲による一時的な失神です。」
谷口
「申し訳ないです・・・でも、もう大丈夫。」
黒木
「何処で?」

「例の世田谷の松原・・・・黒木さんに言われた通りもう一度遺骨の家を一軒一軒調べていたんです。」

 

キイハンター 欠番 仏像の葬

 

黒木
「世田谷の松原・・・母親だけの家だな。」

「あの時は親類の人らしい人が四、五人」
黒木
「何か見たのかな」

「別に(と首を振って)痛ぇ・・・・ママ、お袋さんが遺骨を抱いて四、五人並んで写真を撮っていた・・・・それから気が付いたらこの人が横に(と看護婦を指す)他には別に・・・」
黒木
「・・・然し・・・(考え込んだ)」

23暗い部屋

煙草の煙が濛々たる中で怒鳴る声。

 

影の男A「なんという馬鹿なことをしたんだッ!!」
影の男C「でもあそこじゃ・・・」
影の男A「何があっても構わないようにしてあると言っておいただろう。」
影の男C「しかしあまりにも」
影の男A「うるさいッ!文句を言いあっても始まらん。こうなれば丁寧に掃除をしろッ!」
影の男C「えッ?」
影の男A「汚したものは、きれいにしろと言ってるんだ」

 

キイハンター 欠番 

24黒木の部屋

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